雪が降る季節になりましたがウィンタースポーツなどもされる方は多いかと思います。ウィンタースポーツは転倒とそれに伴う怪我が多発するので、気を付けながら付き合っていくと良いと思います。
かく言う筆者もスノーボードによる両足首捻挫、手首の捻挫、肋骨へのひびなど多くの怪我をしております。極めつけは頸椎のヘルニアにもなっており故障との付き合いが長くなっています。
今回はそんな筆者の故障との付き合い方を参考に紹介して少しでも明るい弓道への足しにして頂ければと思います。
結論:ちょっとの違和感でも病院に行く。無理はしないで長く付き合う
少しでも痛みや違和感を感じたらすぐに病院に行きましょう。怪我は癖になりがちなので注意をしながら付き合っていきましょう。すぐに直したい気持ちはやまやまですが、長めに共存するぐらいの気持ちで付き合うと良いと思います。
その1:病院に行く
弓道はフィジカルコンタクトがあるスポーツでもないですし、激しく運動をするスポーツでもないので疲労の積み重ねや消耗で怪我に繋がるケースが多いです。そのため「こういうことは多々ある」などと思って放置するケースも多いです。弦で顔や腕を払ったりどこかに痛みが出ると分かりやすいですが少しでも違和感があれば医師に相談してみるとよいと思います。
筆者は学生時代に肩の痛みがあった時に試合も立て込んでいたので無理をしていたら病院で一部腱が切れていると診断されたことがあったので、若くて多少無理がきくとでも病院にいくことでその後の活動が活性化すると思われます。
その2:治療が終わるまでは無理をしない
怪我や故障をした際に弓道が一時的に出来なくなる場合がありますが、その際に無理をして復帰をしてはいけません。後遺症的にそのあとに慢性化してしまうことがあるので、治療をしっかりすることが大事です。
医師やリハビリ担当の方と相談しながら出来る筋トレ(体力が落ちないように、筋肉が固まらないようになど)を行いながら復帰することが大事だと思います。
首のヘルニアの治療の時は力を入れようとすると首に力が入りがちなので、9kgの弓を使って刺激だけを体に与えるように筆者も取り組みました。
その3:病院のリハビリが終わっても引き続き強化を続ける
ある一定のラインに立つことが出来るようになると病院のリハビリを終了します。ただ、その時点では完全に戻ったという訳ではないので家で出来るリハビリを習って継続して行いましょう。
筆者も足首の捻挫が重傷で今も足首が固まってしまっています。その関係で使いたい動作が上手くできないため柔軟とその部位を動かすようなトレーニングに取り組んでいます。
その4:怪我が何故起こったのかを考え自分の弓道にフィードバックする
弓道で起こった怪我の場合は原因があるので自分の射を再考してみると良いでしょう。弓が強すぎた、使うべき筋肉を使えなかった、間違えた動きをしていたなどなど。特に弓道の場合は精神性が強い武道ということもあり、西洋医学的、生体力学的アプローチなどなどが少ない場合があります。そのため根性論がいまだに蔓延るケースも多々あります。
以前以下の記事で教える側・教わる側両者で考えながら取り組むのが大事だというアプローチを書きましたが、弓道だからといって思考停止するのではなくご自分の物差しも含めて身近な方とも相談しながら考えてご自身の弓道を改善していくと良いと思います。
まとめ
弓道以外で怪我をすると良く弓道以外をするから怪我をするんだという話をされますが、筆者は弓道は人生を豊かにするものの一つと考えていますので、他のこともやりつつ弓道を楽しみたいと思います。
そう言われないためにも注意深くウィンタースポーツや他のスポーツなどにも取り組んでいきましょう。
弓道での怪我は中々慢性的で見落としがちにもなりますが、体の痛みは心を蝕んできますし、せっかく楽しんでいる弓道もつまらないものにさせます。早目早目の対策を打ちながら長く弓道に取り組んでいければいいですね。
なお、読んだ方もいらっしゃると思いますが、長編の筆者のインドでの弓道記を書きましたのでご興味あればご覧頂ければ幸いです。
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