家計の出費の中で大きく取られる食費ですが、最近は共働きの家庭が多かったりすることもあり外食が多くなってしまうケースが多々ありますね。一人暮らしの方では仕事終わりに家に帰ってきて作るパワーが無く外食や弁当の持ち帰りをするケースも多いと思います。
筆者は在宅勤務なのですが、夜まで会議が詰まっており中々自炊が出来ない環境にありますが、費用的に効果があるという自炊がどれだけ効果があるか分析して自炊へのモチベーションを上げたいと思います。
結論:節約にはなるが作業時間を考えると中食が良い
やはり自炊は節約になりますが、その時間に副業などの仕事で収入を得ることが出来る場合は中食の利用が効果的だと考えられます。ご家庭の人数や年齢構成も関わってくると思いますが、この後で上げる要素を検討しながら、ご自分の家庭の状況に当てはめてみると良いと思います。
牛肉カレーの場合(8皿分)
ご家庭に良く出るカレーライスを例にとって比較をしてみましょう。
自炊 | 中食 (弁当) | 外食 | デリバリー | 条件 | |
材料費 | 2,000円 | 0円 | 0円 | 0円 | – |
購入費 | 0円 | 3,600円 (@450円) | 3,920円 (@490円) | 8,720円 (@670円 +送料420円) | 中食:ほっともっと 外食:松屋 デリバリー:出前館で松屋 |
労務費 | 2,333円 (@140分) | 1,333円 (@80分) | 1,333円 (@80分) | 0円 | 単価1,000円/hr 自炊:買い物20分+調理40分+洗い物10分×8回 中食:店への往復10分×8回 外食:店への往復10分×8回 |
Total | 4,333円 | 4,933円 | 5,253円 | 8,720円 | – |
Total 労務費除 | 2,000円 | 3,600円 | 3,920円 | 8,720円 | – |
比較の結果自炊が最も効果が出ました。中食は外食と違ってゴミ捨てがありますが、単体でゴミ捨てが無いと仮定しています。デリバリーが楽ですがもっとも金額が高くなっています。しかもこの金額では最低ラインをクリアしていないので、追加での発注が必要になります。
労務費の取り扱い
自炊 | 中食(弁当) | 外食 | デリバリー | |
Total | 4,333円 | 4,933円 | 5,253円 | 8,720円 |
上の図から分かるように自炊が大きく勝っていますが、やはり自炊は手間がかかるので、労務費が高い方の場合はどんどんTotal金額が上がっていってしまいます。
そのため、中食や外食で時短してその時間を活用して他の収入を得ることが出来る方は中食や外食を活用するのが良いとも思います。
自炊 | 中食(弁当) | 外食 | デリバリー | |
Total 労務費除 | 2,000円 | 3,600円 | 3,920円 | 8,720円 |
それとは反対に他の収入を得ることが出来ない方は労務費を除いた形で比較すると分かり易いと思います。
自分が自炊という行為をすることで外食をするより安くすることが出来た。外食より1,920円稼いだと言えます。
個人的意見なのですが、自炊の時のカレーの方が具がしっかり入っているので満足感も高いと思います。逆に言うともう少し材料費を下げることも可能だとも思います。
他の記事でも書きましたが、レトルトカレーでもかなり満足が得られるものもありますので、自炊の第一歩として考えてみても良いですね。
先ほど紹介した松屋のカレーもAmazonで購入が出来ます。
まとめ
最近は特に便利になってきているので、フードデリバリーを頼みがちになってしまったりしますが、蓄財と節約には最も問題のある結果になってしまいましたね。
カレーが毎日続いてしまったりするのが苦痛になるかたもいらっしゃると思いますので、ご自分の食卓に当てはめて考えてみると良いと思います。
以下の記事で日常に潜む節約できるポイントをまとめたので興味があればご覧ください。
始めはメニューを考えるのも難しいと思うので、まずはレトルトでも自宅で何か作り始めながら自炊をするという文化を筆者も自分の中に定着させていきたいと思います。
少しずつ節約をして家計と生活が豊かになることをお祈りしています。
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