節約を考えた時に良く出るワードとしてラテマネーという言葉がありますが、今回はラテマネーについてと、その名にフォーカスした飲み物に関して筆者が実践しているストレスにならないその考え方とその対処法をご紹介します。
結論: 気にし過ぎない。先回りをして無駄な出費を減らす。
ストレスにならないラテマネーの考え方のおすすめは気にし過ぎずないことです。そして先回りをする少しの工夫をするだけで家計が徐々に好転していきます。
ラテマネーとは?
ラテマネーとは日常気づかないうちに使ってしまう費用についてです。David Bachさんという方が以下のLatte factorという著書で紹介している言葉が語源です。
具体的に言うと通勤、通学中に喉が渇いて入る喫茶店、カフェ、自販機での飲み物の購入、暇つぶしに寄った際にコンビニに寄ってしまって買うお菓子などがあげられます。
例えばペットボトルの飲み物でも毎日外出して午前午後1回ずつ購入していると以下の計算のように膨大な金額になります。
150円(ペットボトル1本) × 2回 × 365日 = 109,500円
気付かないうちに使っている費用が積み重なると膨大金額になってしまいますね。それでは次からは具体的な実行内容を紹介します。
作戦1:水筒やマイボトルを持ち歩き日々の何気ない消費を減らす
健康に気を付けるとなると水分補給は常に意識しておきたいポイントですので、飲まないという作戦はないと思います。病気にかかるとそれ以上にお金も使うことになるし身体的にだけではなく、精神的にもダメージがあるので、健康第一でいきましょう。
そうするとラテマネー対策として家で飲み物を作って水筒やボトルに入れて持ち歩くという作戦が考えられます。前述の費用がちょっとした手間だけで浮くと考えられると家計改善には手をつけるポイントですね。
意外とコンビニで商品購入する時に待っている時間や自分でコーヒーを入れている時間を考えると家で作るということは時間配分がうまく出来るとも言えます。
作戦2:緊急でなければコンビニエンスストアは使わない
コンビニエンスストアはその名の通り便利な場所です。今都内では見渡すと数件のコンビニが目に付くと思います。
そんなコンビニを緊急時以外は使うのをやめてみませんか?
完全にやめるというとストレスが溜まるので緊急で買う物以外はベストプライスの店で買うという風に考えてみると良いと思います。
以下の記事にも書きましたが、コンビニは比較的金額が高くなっています。そのため買いたいものがあれば、その中の選択肢で安いところから探す癖をつけるようにしておくと必然的にコンビニに行くことが少なくなります。
買うものがあれば事前にどこで買うかを考えておけばコンビニに行かずに済みますし、本当は必要のないお菓子などを買うことが無くなります。
作戦3:浪費を意識をしてする
ラテマネーの考え方と別に考えなければならないと思うことは、喫茶店やカフェで雰囲気を楽しみながら飲み物を飲むことです。節約にならないから喫茶店やカフェに行かないという訳ではないということを忘れてはならないと思います。
ここで大事なのが浪費を意識して行い、しっかり楽しむことです。
気付かず何となく買ったコーヒーの浪費と自分から行きたいといった店でコーヒーを飲む浪費は全く別物です。気付かずに浪費をするのがラテマネーの考え方で意識して浪費をしているものは自分の人生を豊かにしてくれます。
喫茶店やカフェの雰囲気は会話を生んだり落ち着きを与えたりとその雰囲気、環境が与えてくれるものが多くあります。その店にしか出せないコーヒーの味、マスターや店が醸し出す雰囲気。そういった環境を体験することを目的にしているということを明確に頭の奥隅で理解をしておくことをお勧めします。
節約と娯楽を切り分けしてマイペースに継続させる
毎回毎回頭の中でラテマネーや喫茶店の使い方について考えると頭が疲れてしまいますね。そこでお勧めなのが自分の行動に先回りして日常の行動に織り込むことです。
自分の行動を先読みをすると外出する際に喉が渇いたり一息つきたいときのために飲み物を買っていることに気付きます。
家にずっといる時はこまめにお茶を飲んだりしますね。そう考えるとその代わりになることを外ですれば良いです。それは長時間外出をする際に常に水筒やボトルに飲み物を入れて外出するということです。手元に飲み物があるのに飲み物を買いませんし喫茶店やカフェにも入りません。
それでも喫茶店やカフェに行ったり飲み物を買ったりするということはそれ以上の何かを求めているからです。そう考えるととりあえず飲み物を持ち歩くだけで、その後の判断を勝手に自分がしてくれます。飲み物を持ち歩くと重いので、それを先に減らしたいということも無意識に働きます。
そういったことから家に一つは水筒があると思うので、すぐに試してみましょう。なければ以下のリンクからAmazonで水筒を注文して明日から試してみましょう。
まとめ
短期間で全力を尽くすのではなく、肩肘はらずにマイペースに家計管理をして長続きさせるのが効果を出すコツだと思います。人生100年時代なので人生を楽しみながら締まった家計にしていきましょう。
先ほどの年間の飲み物購入額が109,500円でしたが、これを10年続けると以下の通りになります。
109,500円 × 10年 = 1,095,000円
何と100万円の大台にいってしまいます。長続きって本当に大事ですね。
こういった小さいことをいくつか集めていくと更に大きな金額にもなっていくと思います。なお、イメージし易いように1日の流れの中で節約出来るポイントを紹介した記事もありますので、ご興味あればご覧ください。
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