日本での稽古を経て1ランクアップしたHでしたが、
突然の室内弓道場Getの連絡…本当にすごいの一言につきますね。今回はそんな新弓道場?視察と弓道教室準備についてです。
2019年10月Hと初めて会った大会
この月にHと初めて会った大会がまたあり今度は「絶対きてくれよな!」というHからの熱烈な誘いもあったので朝から行くとすごい人の数。
そしてステージに座れというので座っていると連盟の州の会長をやっている前の州知事の甥っ子さんや神智学協会(Theosophical Society)という宗教(なんでしょうか?)のチェンナイのTopの方(どうやらチェンナイが本部なので実質世界のTop?)が同じように座っているというどうにも場違いな状態でした。
そんな中で相変わらずの無茶ぶりのHは
RENSHI!スピーチをよろしく頼むぜ!
と無茶ぶりをしてきたので、とりあえずそんな雰囲気があったので何となく考えていたスピーチをしてその場を乗り越えました。大分インドのノリが分かってきたような気がします。
Hももちろんスピーチをしたのですが、
弓道場作るので会員募集中!
と盛大にアナウンスしており、計画を考えなければなーと思いながら彼のスピーチを聞いていました。
2019年11月新道場視察
H曰く地元の名士と知り合いになり、Hのアーチェリーを通しての子供への教育に賛同してくれた人が99年無償契約で場所を提供してくれたとのことでした。
Hも流石ですがその名士の方も相当に太っ腹且つ教育熱心な方ですね。
弓道をやられている方も分かると思いますが、弓を執ることは自分との対話をするので自分の身を律する、自分との会話をすることが的中への近道と考えられているので、人格形成には持ってこいなのかと思います(もちろん弓をやっていてもとんでもな方もいると思いますが)
そんな道場はこちら
なんという事でしょう。元々学校だった所のようで建物はあるわ広大だわということで信じられないくらいの規模です。今思うと先ほどの神智学協会の敷地の隣なので昔はそこの土地だったのかもしれません。
教室をやるならこの室内でやるのがよさそうかなと考えました。
そこでHにどうやって人を集客していくのか尋ねたところ
町中にRENSHIのポスターを貼って集客をする
とのことでした。
なんてことでしょう、インドの街中に筆者のポスターが貼られるようです。そんな訳で善は急げということで撮影にいくことになりました。
2019年12月写真館で撮影
Hに連れられるがままに写真館に行き撮影されてきました。
妻も撮影に入りましたが、ポスターに使われるのは筆者のみとなりました。しかしインドで弓道の写真撮影なんて人生何をするか分からないもんですね。
その後、年末年始に日本に帰国するのでインドに帰ってくる計画にしていたので、
H:帰ってくる頃にはチェンナイ中に筆者のポスターを2,000枚貼りまくっておくぜ!
とのことなので一体どんな感じになるのでしょうか…
2019年12月日本へ一時帰国
仕事の関係で日本へ一時帰国をした筆者は事前に地元の弓道連盟の方々などの弓道関係者にコンタクトを取っていらなくなった弓具を寄付してもらえないかとお願いしていました。
地元や大学、高校の関係者など皆様本当にありがとうございました。
みなさまからのご厚意もあり、多くの弓具をまたこっそりとインドに持って行くことが出来ました。ちなみに前回以上に物が多かったので、流石に怪しまれたのでX線に通されそうになりましたが、
検査員:大きすぎてX線の装置に入らないから検査やめるわ!
という検査員の熱い心配りで無事持ち込むことが出来またのは別のお話。
そんなこんなで日本で出社をすると例の上司が面談をしようと言ってきて、
元上司:3年の任期だったけど日本が人手不足だから2年に短縮するので帰ってきて
筆者 :え?(3か月後っすよ・・・)
というまたもや急な発言で急遽日本に帰ってくることになってしまいました。
次回最終回:弓道教室開始!インド弓道は永遠に続く
相変わらずの会社側の無茶ぶりで日本に本帰国することになった筆者ですが、弓道教室は一体どうなるのでしょうか?
長々とお付き合いありがとうございました。次回最終回となります。
それでは次回お楽しみに。
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