この記事は
・インデックス投資初心者
・リスク許容度にお悩みの方向け
です!
コロナショックを機にインデックスでの積立投資を始めていった方々が多いと思いますが、「どのくらいの比率で投資をすれば良いんだろう?」、「暴落したら怖い」などと思ってどのくらいの比率で投資をすれば良いか悩んでいる方も多いと思います。
私もコロナショックを機にインデックス投資を始めて底では買えませんでしたが、株式投資を知るきっかけになり「最初はこんなもんかな?」、「どんどんいけー!」、「やっぱりもう少し考えれば良かった」などと一喜一憂しながら自分の中のリスク許容度と付き合っていきました。
今回はそんな私の経験をもとにインデックス投資初心者のリスク許容度との付き合い方について説明します。
結論:自分で決めたルールで機械的に行い感情を入れない
いきなり怖いことを言ってますね汗
リスク許容度は年齢や家族構成、貯蓄率、そして心理的耐性などの要素が関わってくるので、何%が良いということは言い切れません。
そこは一気に投資をするのでは無く、少しずつ試していきながら特に自分の耐性を確認しながらリスク許容度を決めてインデックス投資をしていくのが良いです。
それでは、その中身を説明していきます。
リスク許容度に関わる要因
さきほどにもあげたように 年齢や家族構成、貯蓄率、そして心理的耐性などが要因としてあげられますが、「色々あって難しい!」と思ったのがわたしの印象です。
そこで絞り込んでみた結果、以下のざっくりとした考えで運用しています。
1.使いたい時に使えるお金はあるか?
生活防衛資金と言われる自分に何があっても大丈夫なお金を手元に持っておくと「クビになっても〇〇カ月は安泰だからその間に転職先を決めよう」などと考えることが出来ます。
以前にわたしは生活防衛資金が無くなりそうな危機に面したことがあったので、現在2カ月だったものを3カ月にしています。
2.投資している金額が半減しても大丈夫か?
直近でいうコロナショックの際にS&P500連動ETFのVOOは直近の高値の310.28ポイントから210.74ポイントに下がり約32%減少しています。
2000年に起こったITバブル(通称ドットコムバブル)の際は2008年のリーマンショックもあり10年以上低迷しています。
つまり10年以上バブル前からの減額が戻らないということです。
株式投資の目的を忘れない
先ほどのITバブル以降の10年を考えると10年以上低迷してしまうので「ずっとマイナスで辛い」と思ってしまうに違いありません。
直前に投資を始めてたら心が折れそうですよね…
そこで忘れてはいけないのが株式投資の目的です。
多くの人が老後やFIREを目掛けて長期で投資を行っていると思います。
資産が減っても生活防衛資金があって日々の収入がある状況だったら全く気にする必要がありません。
長期投資であれば厳しかったITバブルも10年待てばあけていますし、コロナショックも1年で乗り越えています。
そこでさきほどの
1.使いたい時に使えるお金はあるか?
2.投資している金額が半減しても大丈夫か?
といった条件に当てはめながら機械的に積立てていくのが吉です。
そんな大それたことを言っている私ですがこの2年の間に多く失敗しているので、みなさんの教訓として頂き何でさきほどの結論になったかを感じ取ってもらいたいと思います。
失敗例
人の投資法を真似てみる
これが投資初心者にありがちな誰もが通る道だと思います。
人を真似ることは大事ですが、それを理解せずにやってしまうと痛い目を見る例です。
・とあるインフルエンサーが「コモディティ投資だ!」と言ったので投資をしたら株式の上昇に乗り遅れる
・とあるインフルエンサーが「シャープレシオだ!MACDだ!航空株だ!」と言ったので投資をしたら下がってくる
・とあるインフルエンサーが「ハイグロだ!」と言ったので投資をしたら続々と決算をミスっていき今回の利上げで激減してくる
・とあるインフルエンサーが「暗号資産だ!BTCだ!」と言ったので投資をしたら激減してくる
みなさん考えがあっての投資ですが、それを理解して自分の中で理解して行わないと結果に責任が持てないので、自分の中でかみ砕いてから投資をしましょう。
生活防衛資金に手を出してしまう
先ほどにもあったように当初決めていた生活防衛資金に対して「もっとイケるやろ!」と思い生活防衛資金を減らして投資をした結果資金がショートしてしまいそうになりました。
自分の健康がいつまで持つかもわからないので、十分リスクを考えた上で投資をすると良いですね。
株価が下がって狼狽売りをしてしまう
インデックス積立長期投資の長所は長期であるということです。
長期であることで短期暴落のリスクを吸収してくれるということですが、短期の暴落時に売ってしまいたくなります。
もしかするとその直後に上がってしまって、その上昇分を享受出来ないかもしれません。
そして、また下がるかもしれないと思って、再度投資が出来なくなるかもしれません。
そういったことから長期積立投資は売らないことをほぼ前提としていることを忘れてはいけません。
やりたくなりますけどね…汗
まとめ
わたしの場合は生活防衛資金を持った状態で残りをS&P500連動ETFのVOOにインデックス積立投資を行っていますが、余剰金を持った状態で暴落時に買い向かうという考え方もあります。
ただ、私は余剰金を持って暴落時に資金を投入出来るか判断が付かないことと機会損失を考えた結果、この形をとっています。
この点に関しても自分でルールを決めることで自分の意志で投資が出来るのでみなさんの判断で決めていけばよいと思います。
インデックス投資なので長期投資だということを忘れずにルールを守って投資と向き合っていきたいですね。
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