前回の弓道記で日本に行って道場で練習してみたいと言っていたHでしたので、直近で日本へ帰国予定だった夏に行くことにしました。
インドでは室内空手道場(H自宅の小さなダンススタジオのようなところ)や大学のグランドで練習していたので、実際の道場を見るのも良いと思ったので、今回はそんなインド弓道記in日本での弓道記です。
2019年8月来日
移動が大変な日本
彼自身は日本へのVISAが必要だったので、日本国民の私が弓道の文化を紹介するために招聘したという形での書面を準備して当局にその他の必要書類とともに提出してもらい難なくVISAを取得してもらいました。
HOTELは移動の中心が弓道場になるので弓道場から最寄りの徒歩10分程度の場所を紹介して予約してもらいました。しかし膝が悪い彼はその10分程度の道のりを歩くことが出来ず全ての行程をTAXIで移動することになり彼が負担していましたが、出費が大変なことになりました。
鉄道の駅も空港もエレベーターやエスカレーターがある場所はまだ良いですが、無いところもまだ多く、結局構内の移動も歩くので相当の体力が必要になります。
コロナ禍で通勤している人が通勤出来なくなり太ってしまったというのが分かるぐらいの運動量が必要な日本での生活だと感じますね。
余談ですが、最近筆者は自転車でダイエットを試みているのでご興味あれば以下の記事をご参考くださいませ。
ちなみに、この件を理由にインドに帰って膝を手術することにし、手術後「手術後1日目で歩いた男」、「手術後1週間でマニュアル車を運転した男(たしか)」などの大量のムービーを撮影してFacebookにHが投稿していたのは、また別のお話。
食事や観光もしつつ日本を満喫
Hはアーチェリー連盟のお偉いさんだということもあり東京オリンピック会場が見たいと言ったので夢の島のアーチェリー場に連れて行ったり。(喜んでFacebook liveして中継してた)
当時松屋でキャンペーンをしていたインドカレーセットを食べて「うまい!うまい!」と言いながら楽しそうに写真を撮ったりと堪能してくれました。(翌日はよくあるネパール人のインド料理屋で食べたり)
稽古
筆者の所属していた地域の道場は2つあるので両方の道場を見学&練習してもらい熱心に看取り稽古&実地稽古を行いました。一つの道場ではちょうど月例会がやっており多くの人が集まって体配を揃えて行っている様子を見て「何て美しいんだ…」と感動していました。
滞在していた期間中は早朝にインドのアーチェリーの教え子達とWhat’s up(Lineの)ようなものでオンライン指導をして午前、午後は練習。夜は食事をとったら即睡眠という合宿スケジュールを行っていました。
最初は28mという距離と道場という環境に不慣れだったHも大分慣れて技術も向上していきました。当初は腕を払うなど至近距離の射ではなかった症状も出たりしましたが、インド帰国前の四つ矢で1中することが出来満足感を得て帰国することが出来ました。
筆者は休み期間は引率出来たのですが、それが出来なかった時に引率してくれた妻に感謝ですね。
インド帰国後
インド帰国後前述のように手術の決定がありつつも弓道熱が更に高まったHは弓道教室の開催に向けて再考を始め、インドでの弓道適応について筆者と討論しながら色々考えていました。
そんな朝What’s upでHから連絡があり
H「Renshi!室内道場Getしたぜ!」
とのこと。
地元の有力者がHのアーチェリーの活動に感銘を受けて土地を提供してくれることになったそうです。
相変わらず流石の行動力・・・
次回:弓道教室開催に向けて急ピッチで準備
室内弓道場をGetしたとのことですが、どんな所か全く分からないので一旦行ってみることにしました。
次回はそんな新弓道場?視察と弓道教室準備についてです。
道具もないし場所も未知数、人もどうやって集めるか考えていない状況ですが、相変わらずのHと過ごしていると退屈のしない毎日です。それでは次回お楽しみにしてください。
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