こんにちわ。ぐっちょんです。
自由な上司の下、特急で赴任準備を進めつつ弓道が出来る環境で無いインドという地で何とかして弓を引こうと準備をしてきた筆者でした。
しかし、何が起こるか分からないのが赴任であり、インドという国。
それでは今回はその後についてお話したいと思います。
2018年5月引越し
インドでの家を決めてきた筆者は着々と準備を行い、通常では会社側で準備してくれる英会話教育も何故か人事が手配する対象拠点でないことと6月赴任というイレギュラーなタイミングだったことから自分自身で手配してスケジュールも決めて通うなど通常業務が減っていないこともあり忙しい日々を送っていました。
そして実際の引越し日が近づいてきました。
引越しといっても家の契約を解除してインドに行く間はホテル暮らしをするという形だったので、英会話教室にも近く地元の弓道場にも近い場所にホテルを予約しました。
実家にも近かったので(会社にあまり行きたくなかったので)リモートで働けることも加味して決定しました。
引越しの輸送方法は二つあり、「空運」と「海運」です。
空運は2-3週間ほどで着く代わりに段ボール4箱ほどしか運べませんので小さい物で直近で使用するものを送り、海運は残りの物を送るのですが2カ月ほどかかります。そこで事前に弓を持っていきたい旨を伝えてみました。
自分 「弓具を持っていきたいのですが」
引越業者「武器にあたるから厳しいですね…」
自分 「え?アーチェリーとかも現地でやってますよね?」
引越業者「そうですが、武器にみなされるので弊社はOKとは言えませんね…」
自分 「OHーーーー!!!NOーーーーー!!!」
せっかく引越し先で天井の高い家を探してもこれでは意味がないではないかということでもう少し掘り下げて聞いてみると。
引越業者「まあ弓は弦を外せばただの釣り竿みたいだから大丈夫ですね」
自分 「何ですと!?」
そうだとすると矢も羽を取っちゃえば良いじゃないかということでシャフトと羽をバラバラで小山弓具さんで購入、糸は100均で購入してとりあえず海運の荷物の服の中に忍ばせました。見つからないことを祈りながら…
アーチェリーは良いけど弓道がダメな理由が分からなかったので、取られても良いからと思い、羽のついている巻藁矢も一本だけ実験として荷物に忍ばせてみました。2カ月後が楽しみですね。
引越し日に妻へのサプライズも兼ねて住んでいた部屋のお掃除をBANBANBANの山本さんというフリーザ芸人且つお掃除芸人の方にしてもらい約3年住んだ部屋とお別れをしました。
2019年6月 出発
現地で中々手に入らない日本食関連の物をスーツケースに詰込みインドへ出発のために空港に向かいました。
当日は平日の朝の便にもかかわらず見送りに来てくれた弓友(一人。その前にたくさん送別会やってもらったから寂しくなかったですよ!(切実))もいてくれて「さあ出発だ」という気持ちになりました。
羽田からタイ経由のチェンナイ行きはタイでのトランジット約6時間を入れてだいたい16時間程度の長旅です。その後2020年東京、チェンナイの直行便が出来ましたが当時は直行が無かったのでトランジットが長いものしかありませんでした。ちなみにシンガポール経由の方がトランジットが短いですが、会社の手配が対応していないため、タイ経由になりました。悲しい。
そんなこんなで長い道のりを経てインドに到着したのは深夜の1時。もう疲れ果てながら入国審査の際にイミグレーションオフィサー(いつも機嫌が悪い)に「Next please!」と半ばキレられながら、こっちも眠いんだよと思いながら入国審査を受けて無事に入国。
昔なじみのインドの友人が迎えてくれてドライバーさんとも合流しホテルに到着。
家がまだ準備出来てないのでインドでも少しの間ホテル暮らしとなりました。
ホテル到着。夜の歓迎
そこで終わると思い終わらせないのがインド。疲れ果ててあとはもう寝るだけだと思いチェックインを行い部屋に突入しベッドにダイブ。
この時点で入国審査、荷物の受け取りが1時間以上かかったこともあり既に4時。日本時間だと朝7時半。もう既に1日以上起きていて辛い状態。そんなタイミングで。
ブーーーーー(やたら大きい部屋のチャイム)
自分 「何ですか?」
ホテル従業員「インドへようこそ!!!!!」(ケーキを持って5人の従業員が入ってくる)
自分&妻 「?????」
そうです。気の利いたインドの同僚たちが手配をしてくれていたのです。嬉しいのですが少しタイミングを考えておいて欲しかったものですね。
そこからケーキカットをして写真撮影をして解散しました。ちなみにその写真はホテルのサイトにあげるという話でした。あわせて、その写真もメールで送ってねと話2回ほど催促もしましたが、写真は送られて来ずホテルのサイトにもあがることはありませんでした。
次回:弓具は到着するのか?
インドに無事到着した筆者たちでしたが、ばれないように荷物に忍ばせて送った弓具たちは一体どうなったのでしょうか?無事に弓道は開始出来たのでしょうか?それでは次回乞うご期待くださいませ。
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ぐっちょん
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