矢を羽とシャフトに分けて服の中に埋めて密かに弓具を送ったりしながら日本を出発した筆者達でしたがインドならではの温かい?歓迎を受けつつ無事到着。
さて、その後弓具達は到着したのでしょうか?今回はそんなその後について書きます。
2018年6-8月少しずつ慣れていく
ホテル暮らしを1週間ほどした後に新居に移りました。日本では元々1ルームのアパートに住んでましたが3LDKの広さの家です。元が狭過ぎたので約6倍の大きさになり、手に余る広さでした。
最初は個人の部屋が欲しいという妻の要望で寝室を分けてましたが、妻の部屋は全く使わなくなり1つの部屋で過ごすようになりました。ほぼ居間のソファの上で過ごすようになったので寝室は本当に寝るためということで持て余す使い方です。
何故こんな広い部屋に住んでいたかというと土地の広いインドでは小さな家となると収入が低い人達の住む場所になり治安も多少悪くなります。気にしない方もいると思いますが会社としては安全も保障する必要があるので、このレベルの場所=治安の良さとして配慮してくれているということですね。感謝です。
ちなみに残りのもう一部屋は洗濯干し部屋になりました。
インドはまだ土の道路も多くあったり工場や自動車、焼畑農業による大気汚染が問題視となっていて外に干してると綺麗にするために干しているのに汚しているのか分からなくなると思い、室内干しにしていました。
そんな豪邸でも停電は頻繁に起こるしバックアップ電源があっても切り替わらないし深夜にシャワールームの天井にある配管が壊れて滝のように天井から水が流れてきたり駐車場の下の下水管が破裂して一部通行止めになったりと色んなことが起こる家でした。
雨が降るとほぼインターネット回線は落ちます。電線が木の枝に引っかかっていたりするので地面に落ちて踏まれたり何かが起こってるんだろうなと思ってました。
2018年8月荷物が到着!弓具と対面?
空輸が早く届き、海輸が時間がかかるということでしたが空輸が税関で長時間止められて海輸がタイミング良く早く来たということもあり、ほぼ同時に届きました。
ほんの2週間ほど空輸が早く届いただけでした。まずは空輸で送った弓の確認。
釣竿みたいだから大丈夫だろうということだった弓ですが少し不安ではありましたが…
無事到着しましたー!
これで素引きは一先ず出来ますね。
特に当局への出頭も無かったので、これはイケるのではないか?とドキドキしながら73箱の段ボールを待ち。開梱。
ドキドキ
ドキドキ
…
…
あったー!
無事に服に埋めて来たシャフトと羽は没収されることなく到着しました。あとはダメ元で送った羽根つき巻藁矢も無事に到着していたので意外といけるじゃんと安心して、送る時の話は何だったんだとなりました。
ここら辺は税関の方々による所もあるそうなので、ただ運が良かっただけなのかもしれません。
そんな訳で約2ヶ月振りに矢を放つことが出来る様になり嬉しくなった筆者は簡易的に引くためのスペースを作りました。
アルミラックに使わないシーツをかけて動かないようにインドビールのキングフィッシャーの段ボールで固定して動かないようにして弱めの弓で軽く引いて離してみました。
矢は少し跳ね返り下に落ちました。うん。行けそうだと思い、もう少し引き尺を増やして離してみました。
やはり気持ち良いですね。気分良く終わったので片付けていると壁に矢の痕が付いてました…汗
オーナーに聞いたら「日本人は綺麗に家を扱ってくれるから、それくらい問題ないよ!」と言ってくれたので安心しましたが肝を冷やしました。
次回:アーチェリー場に突撃!弓は外で引けるようになるのか!?
一先ず室内で引く環境が整いましたので広大なインドの土地のどこかで引く場所はあるだろうと軽く考えていながら室内弓道を楽しんでいた筆者達でしたが、ひょんなことからアーチェリー場に行くことになりました。
引けるようになるのか?それとも門前払いなのか?次回を乞うご期待ください。
なお読者の方から「絶対にインドだけはやだ」と言っていながらついて来てくれた妻のインドへの印象を聞かれていますので紹介しますと「早く日本に帰りたい」でした。
その後にゲーム機を複数買うことになったのは。また別の話…
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