海外の文化を学ぶと視野が広がって価値観が変わると言いますが、今回は有名なインドの道路交通事情についてインドのチェンナイ駐在を通して経験した内容含めて紹介します。
概要:ルールは大まかに日本と同じだが全く違う環境になっている
ルールが大まかに同じというと驚く方もいると思いますが、以下が今回の要点です。
1.ルールが大まかに日本と同じ
2.オンライン導入など進んでいるが簡単な仮免取得
3. 法規への知識が低くマナー・モラルの認識が異なる
それでは詳細を紹介していきましょう。
ルールが大まかに日本と同じ
海外と言えば左ハンドル右車線というイメージを持たれる方も多いと思いますが、意外にもインドは右ハンドル左側車線で日本と同じです。
罰則、罰金などは以下のリンクから確認出来ますが、二輪車のヘルメットを装着しない運転、信号無視、速度超過、危険運転などは罰金、罰則がありルール上は日本と同じだとイメージしても良いでしょう。
オンライン導入など進んでいるが簡単な仮免取得
インドではまずlearners licenseと呼ばれる日本で言う仮免のようなライセンスを取得する必要があります。
このライセンスを取得することで免許保有者による監視のもと、運転をすることが出来る許可を得られます。この際に必要なのが法規への理解度をチェックするために筆記テストです。ここは昨今の世界情勢の問題もありオンラインテストもあるようです。
その後1ヶ月が経過して十分に免許保有者の教育が行われ、免許保有者が本免許を申請して良いと判断したならばRTO(regional trans port office)という運輸局にて本免許申請を行い簡単な運転テストを実施して合格したならば免許発行です。
州によって違いもありますが州が認めた教習所に通った上で、その証明を提出する場合もあるようです。
法規への知識が低くマナー・モラルの認識が異なる
RTOでのテストでは友人によると前進と後退が出来ただけで終了したケースもあったようです。これは友人の説明が大袈裟だったのかもしれませんが少し日本に比べて簡単に取得出来るようです。
そういった背景と運転手自体も過去から継続している交通マナーを見ているせいか法規への知識とマナーについてかなりアバウトです。車線に構わず隙間があれば入ってきますし、それが歩道であってもです。
他には車で赤信号の信号待ちをしていると後ろからクラクションを鳴らされます。早く行って欲しいということですね。
あとインドに行くと驚くのがクラクションの多さです。これは前述のような熾烈な道争いをしてますので前後左右に気を配らなければなりません。そんな際にクラクションを鳴らして自分の居場所を知らせる必要があるので皆鳴らしています。鳴らさなかった人に対して怒ってるドライバーさんも見たことがあります。
バイクで特記することは1つのバイクに大人数で乗る事です。子供も入れて7人で乗っているのを見たことがあります。
ルールが同じでも過去からの経緯で大多数の人がやっていることをすぐに取り締まることは中々できないのでしょうね。
まとめ
少しインドの道路交通事情にに触れて価値観に変化はありましたか?ルールは同じでも文化によって全く違う形になっていますね。
前述のような状況を改善するために近年は警察による取締りが強化され始めています。
大きな違いとしてはバイクの運転手がヘルメットをし始めてます。まだ大人数で乗っているのは変わっておらずヘルメットをしているのは運転手だけで後ろの人はしていないという状況ですので徐々に変わっていくのでしょうね。
そんなインドの方々と仲良くなる方法を以下にまとめていますので、ご興味ある方はご参考ください。
引き続き海外文化に触れて視野を広げていきましょう。
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ぐっちょん
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