最近は採用条件や昇進・昇格の条件として脚光が当たっており、何とかしないといけないと思っている方も多いと思います。筆者の会社でも管理職への登用条件がTOEIC500点が義務付けられており実感しています。
そんなTOEICですが、今回はずぼらな筆者が5年間かけて400点台から600点台になった方法をご紹介します。
結論:基礎力を身に着けてひたすら過去問を解く
筆者が感じたことは英語と触れる時間と比例してTOEICのスコアが上がるということです。以下がその要点です。
1.英単語と英熟語と英文法を頭に叩き込む
2.リスニングを行いシャドーイングを行う
3.過去問を解き問題に慣れる
単純なようですが、日々の積み重ねが実を結びます。それでは詳細を紹介していきます。
英単語と英熟語と英文法を頭に叩き込む
一度TOEICを受験すると分かりますが、自分の弱点が分かります。そうするとどこの分野を伸ばせるのかが分かりますね。400点前後の時はまだ全般的に能力が足りていないということなので、自分の傾向を掴むぐらいで良いと思います。
筆者の選んだ教材:小石裕子さんのTOEIC出るとこだけシリーズ
全般的に能力が足りていない時には全般的に伸ばす必要があるので、基礎である英単語と英熟語と英文法を理解しましょう。筆者は以下の小石裕子さんのTOEIC出るとこだけシリーズを使いました。
TOEICを勉強してスコアをあげたいならTOEIC向けの参考書をもとに勉強するのが一番です。なお、複数の本で勉強する必要はありません。(単語、熟語といった形でなく他の著者などです。)気分転換には良いかもしれません、基本的に一つの著書で全体が網羅されているはずなので、一つの本を集中して勉強すれば問題ありません。お財布面でもその方が良いですね。
おすすめの勉強するタイミング:通勤などの移動中
日頃忙しい皆さんですので、時間を捻出するのが中々難しいと思います。そんな中でお勧めなのが通勤などの移動中です。漫画を読んだりSNSを見たりYoutubeを見たりと何となく暇つぶしをする時間を使ってみましょう。
その際に気を付けるのが単語や熟語の単体で覚えるのではなく、文章全体で覚えるということです。単語の意味を質問される場面はTOEICには無く、文章に最適な文法・用法を質問されるので、文の全体の雰囲気を覚えるようにすると良いと思います。
何故雰囲気というと人間の会話の中で相手の言葉を一言一句違わずに理解しているかというとそういう訳ではありませんし、覚えていません。日本語でもそうですが、相手の言っていることの趣旨を理解しています。その為、言いたいことの雰囲気が分かれば問題ないのです。
リスニングを行いシャドーイングを行う
TOEICにはアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドの5つの訛りが入っていると言われます。TOEICの教材はそういった傾向を掴んだ上で作られているのでリスニングを行って慣れていきましょう。筆者はインド人と仕事を10年以上していますが、上記のような第一言語と話す機会が少ないので未だに苦手です。
慣れる際に良いのがシャドーイングです。シャドーイングとは影のようにあとから同じ言葉を発してついていくように発声することです。
シャドーイングをすると発音の違いも分かるので、ちょっと恥ずかしいですが極力真似て発音も真似てみましょう。発音を真似ることでその発音が自分のものになり、今度その発音を聞いた時に理解が出来るようになります。
先ほど通勤中などに勉強すると良いと言いましたが、ブツブツと怪しまれないようにシャドーイングをしてみましょう。買った教材のCDを携帯やMusic playerに入れて再生すると良いでしょう。
車の中ではもちろん気にする必要はありませんが、多くの方が電車通勤かと思います。「電車でブツブツと喋ってるなんてそんな怪しいこと出来ないよ」というそんな方におススメなのが以下のプロセスです。
1.駅までの道のりでシャドーイングを歩きながら行う
2.電車の中で駅までの道のりでやったシャドーイングを文章で見るながらリスニング
3.目的地までの道のりでシャドーイングを歩きながら行う
日本人は学校の勉強の中である程度の下地がありますが、リスニングに関しては全くです。そんな価値観を打破するべく何となく音で言っていることを理解する練習をしつつ、文章の中で再確認することで聴覚と視覚で理解することが出来ます。
過去問を解き問題に慣れる
問題を解くことで傾向が掴め、質問してくる内容・意図が分かるようになってきます。これは公式が発売しているので、そちらをひたすら解きましょう。
1回目で問題に慣れ2回目以降で少しずつ傾向が分かってきます。公式問題集では2回分の問題があるので、それを何回も解くとどんどん理解力が上がってきます。あわせて時間も計測して行いましょう。
特に問題の時間配分を体に染みつかせると良いでしょう。筆者もそうですが、問題に時間をかけて最後まで辿りつかない方も少なくはないと思います。
まとめ
忙しい中時間を作るのは難しいですよね。そんな中でも隙間時間を見つけながら少しずつ勉強をしていきましょう。筆者は気合があまり入らない且つマイペースにやるタイプなので5年かかりましたが、集中して出来る人はもっと早く達成が出来ると思います。
英語はRPGゲームのレベル上げのようなもので、その勉強にかけている時間は経験値のようなもので時間をかけていると急にレベルアップすることがあります。そのレベルアップの為に日々の積み重ねが少しでも大事ということですね。
本記事が少しでも英語力向上とTOEICスコアUPにつながればと思います。
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ぐっちょん
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